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2. 派遣員になろうと思ったきっかけ、現在の派遣国を選んだ理由を教えてください。

留学ではなく在外公館派遣を選んだ理由とは?

2. 派遣員になろうと思ったきっかけ、現在の派遣国を選んだ理由を教えてください。

渡辺さん:非常に派遣員としては不純な動機なんですけど(笑)とにかくルワンダに行きたかったっていうのが。一言で言うとそんな感じで。学生団体で、ルワンダのコーヒーを売る活動を以前していて。そのつながりで、実際に生産者組合の方とお話しする機会があって。それをきっかけに、「あっ。ルワンダ行ってみたいな、生産者の人に会ってみたいな」と思って、もう衝動的に応募したという感じです。あと単純に、大使館のお仕事にも、今後のキャリアの参考になるかなと思って、興味を持って応募しました。不純だけど…(笑)他の2人の動機もすごく気になります(笑)。

仙北谷:上田さんが「不純じゃないよ!」ってチャットで送ってくださってますね(笑)

渡辺さん:ありがとう(笑)

仙北谷:そうしたら、上田さん、そのまま動機などお聞かせください。

上田さん:私は、今本来だったら3年生の秋で、就職(活動)とかを始めなきゃいけない時期なんですけど、まだ正直自分が何したいとか、どういうことに興味があるっていうのが定まってなかったのと、あとアフリカにとりあえず行きたくて。絶対学生時代に行きたかったので、もう行くまでは、就活もしたくないし就職もしたくないなっていう気持ちから、派遣員やろうって思って。で、ガーナがたまたまその(派遣先の国々の)中でアフリカの国だったので、来ました!

仙北谷:なるほど~。応募するとき、結構アフリカの国はたくさんあったんですか?

上田さん:私達のときは5か国くらいだったよね?第5希望まで書けるんですけど、「ちょうど埋まるじゃん!」っていう数でした。

仙北谷:ありがとうございます。じゃあ最後、赤尾くん、お願いします。

赤尾さん:僕も胸を張って、「こうだ!」って言える理由じゃないんですけど。正直「アフリカに行きたかった」っていうのはめっちゃ大きかったです。2年(から行くの)ってちょっと早いかな、とも思ってたんですけど、今思ったからちょっとやってみようかなっていう、すごい軽めなノリではあったんですけど、大使館(で働く)っていう仕事がすごく面白そうだなという風に思って、応募してみました。エチオピアに派遣になったのは、流れですね。さっき上田さんも言ってたんですけど、5か国まで希望できて。確かひとつ、(使用言語が)英語じゃない国があったんですよ。で、英語で募集をかけているアフリカの国4つ並べて、エチオピアは一番最後だったんですけど…

上田さん:あっ!そうだったんだ。

赤尾さん:そうです(笑)最後だったんですけど、「エチオピア行ってください!」って言われたんで、それでエチオピアになりました(笑)

上田さん:実は私も第一希望じゃないんですよ、ガーナは(笑)

赤尾さん:あっ、そうなんですか?!どこだったんですか?一位は。

上田さん:第一(希望)は、セーシェルっていう、インド洋の島なんですけど(笑)

赤尾さん:(僕も)行きたかったですよ、セーシェル…

上田さん:いいよね!海!

赤尾さん:ほんとに。羨ましすぎますよ(笑)

上田さん:でもアフリカですよね、やっぱり。行きたかったから。

赤尾さん:アフリカで(第5希望まで)埋めて、そうですね、(エチオピアは)アフリカの中で一番(希望順位が)下だったんだけど、まあ…みたいな。行ってよかったんですけどね、でも。…っていうなんか、結構ゆる~い理由です(笑)

田村:みなさん「アフリカに行きたかった」というのが、一番大きい理由とのことだったんですけど、なぜ留学ではなくて、(在外公館)派遣員という制度を選んだのかなっていうのが気になるんですが。

渡辺さん:私の認識だと、パッと見る限りでは、派遣員で行く以外の選択肢がその時(2020年の8・9月)はなかったんですよね。派遣員しか外に行く選択肢が無くて。「今、ルワンダの募集が出てる、この時に行かなかったら、もしかしたら大学在学中にルワンダに行けないかも」と思って。ちょっと、思い立ったのが締め切りの3日前だったこともあり、慌てて応募しました(笑)

田村:すごい、間に合ったんですね!

渡辺さん:間に合いました(笑)親に電話かけて。「私ルワンダ行くから!」って(笑)

田村:申し込みの書類とか手続きとかって、結構複雑なのを勝手にイメージしていたんですけど、そんなこともなかったんですか?

渡辺さん:とりあえず、エントリーシートみたいなのを書かなきゃいけなくて。あと何があったかちょっと、記憶が定かではないんですが(笑)普通にいけました(笑)

田村:上田さんはなぜ派遣員だったんですか?

上田さん:私も渡辺さんと同じで。コロナで留学があまりできなかった中で、派遣員はアフリカにも行くことができたし、あと、安全(性)?一応外務省の方とかから、色々サポートを受けられるから、コロナ禍でもまあまあ、比較的安全に、じゃないですけど、行けるというのと。あとそうですね、最初に言った、就職とか、将来(について)悩んでいたので、色んな人とお話して、キャリアを見つめていくには、もちろん大学での勉強、(例えば)海外の大学に留学してっていうのもすごく大事だと思うんですけど、もっとこう、働く人をそばで見れるのは、派遣員なのかな、って思って、申し込みました。

田村:ありがとうございます。やっぱりコロナっていうのが(理由としては)大きかったんですかね?

上田さん:うーん、そうですね。留学とかも結構、キャンセルされてたよね?やっぱりアフリカ行きたかったので、今しかないかなって思って。飛び出してきちゃいました。

田村:赤尾さんもお願いします。

赤尾さん:僕も結構お二人と似た理由なんですけど。コロナで外に出れないってなった時に、「あ、これ派遣員行けるじゃん」っていう感じだったのと、留学もちょっと考えてはいたんですけど、正直あんまり勉強したくないなって思って…(笑)その、勉強の意欲がなくって、他に行く理由がないかなって思ったときに、「仕事で行く」っていうオプションがあって。しかもある程度の条件をクリアしていたら、誰でも行けなくもないっていう感じの制度だったんですよ。なので、ちょっといいなって思って。で、結構、あの、ちょっとやらしい話なんですけど、お金も割ともらえるので(笑)アリだなーと思いました。

仙北谷:ありがとうございます。すごいですね、みなさん、結構三者三様の考え方とかもあって面白いです。先輩方がアフリカに行かれてから、同期の間でも、在外公館派遣員について話すこと、結構多くて。私も全然知らなかったんですけど、最近調べるようになったので、「良いな~」って勝手に思ってます(笑)

田村:他(アフリカ専攻以外)の語科とか地域専攻の人でも、行けるところはあるんですけど、あんまり外大生って、在外公館派遣員(の制度)に気づいてない感じはしますよね。

仙北谷:確かに。他の専攻地域の友達と話してても、「それ何?」って聞かれること時々あります。先輩方が行かれてるから、アフリカ地域専攻だと身近な制度だなって思っちゃってるんですけど、意外と知らない人多いのかもしれないですね。

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